今後のFXトレードは、EAを使う場合でも裁量でやる場合でも、原則的に以下の方針でやるつもりです。
- 長期トレンドの方向でポジションを持つ
- 短期トレンドでその逆に動きそうなときは、長期トレンドとは逆のポジションも持って両建て
- 短期トレンドが終わったと思われる時点で、逆のポジションは決済(利確または損切り)
- どちらも含み損になって両建て解消が難しい場合は両方とも決済(損切り)
長期トレンド、短期トレンドの判断が重要になりますが、長期トレンドにつては中央銀行の金融政策の方向性で判断できると思います。
問題は短期トレンドの判断ですが、経済指標や要人発言、ニュース、ポジションの偏りの「調整」など様々な要因で動くので、それは情報を色々調べたりチャートを分析したりしてその時々で判断するしかありません。
注意しなければならないのは、短期的に長期トレンドとは逆の方向に動く局面が必ずあるということです。長期トレンドの方向でずっと一方的に動くことは無いと考えなければなりません。
EAを使って運用すれば、全て裁量でやるよりは断然運用が楽だとは思いますが、
完全自動でほったらかしておいて大丈夫とは思っていません。
トレンド相場なのに仲値トレードEAで売りでも買いでも勝とうしたり、ボラティリティが大きくなってるのに固定の狭い損切り幅でスキャルEAを運用するとかは、例えバックテストの結果がその方が良かったとしても無理があると思います。
5月のFOMCでFRBが0.5%の利上げ、6月1日からのQT(バランスシート縮小)を発表したことで、株、ゴールド、仮想通貨などのリスク資産の下落トレンドが鮮明になってきています。
高インフレ懸念を背景にFRB高官によるタカ派発言が続くことが予想されることから、今後もこの傾向は続く可能性が高いと思われます。
特にビットコインをはじめとする仮想通貨は信頼性が低いため急落が予想され要注意です。
また、為替ではドル円こそ物価の急激な上昇にも関わらず日銀が金融緩和を堅持する姿勢を示していますので、すぐに大幅に下落することはないと思われますが、
リスクオフで売られるようなユーロドル、ポンドドルなどは下落トレンドが続くと考えておいた方が良いでしょう。
FOMC 0.50%ptの利上げとQTの開始を決定
(朝)米国市場はCPIが市場予想を上回る伸びとなったことで大幅下落 日本市場は米国株安で下落か

ゴゴジャンに出品している自作のMT4向けナンピンEA「KURUKURU Ver 2.10」用のマーチンゲール設定(ナンピンマーチン)です。
「爆益!爆益!」と言われているナンピンマーチンEAに比べると収益性という点では見劣りするとは思いますが、トレンドを意識することなく運用できそうなのは大きなメリットだと思っています。
バックテスト
初期証拠金 20万円
ベースロット 0.01
スプレッド 10ポイント(1pips)固定
期間 2019/01/01 - 2022/03/11
ドル円(USDJPY)
ユーロドル(EURUSD)
ダウンロード
マーチンゲールセットファイルのダウンロード
KURUKURU_Martin_Forex.set
※基本的にドル円(USDJPY)、ユーロドル(EURUSD)での利用を想定しています。
ゴゴジャンの「KURUKURU」商品ページ
2022年2月24日(木曜日)に開始されたロシアのプーチン政権によるウクライナ侵攻により、ゴールド、原油に大きな上昇トレンドが発生しています。
また、為替では「有事のドル買い」でドルが買われ、欧州通貨のユーロ、ポンドが売られて、ユーロドル、ポンドドルは下げトレンドになっています。
ただし、ドル円については「リスク回避の円買い」もあって、一方的に上がる展開にはなっていません。
ウクライナ、ロシア間の停戦交渉への期待から、一時的にユーロドル、ポンドドル、株価指数などが上昇することはあるでしょうが、両国間の主張の隔たりが大きいため合意は成立せず、ドルストレートや株価指数などは今後も下げトレンドが続くと予想されます。
Nanpin KやKURUKURUなどのナンピンEAを運用する際の私の運用方針です。
基本的にトレンドの方向に片側運用する。
固定幅でエントリーするナンピンEAやハイリスク設定は相場急変に耐えられないので、逆行時にエントリーしないよう対策されたナンピンEAを、低レバレッジの安全設定で運用する。
ただし、相場が大きく逆行することが予想される場合は、両建てツール(Balancer)など使用して一時的に両建てにしてやり過ごす。
トレンドの判断については、各国中央銀行の金融政策の違い、運用対象の銘柄(通貨ペア)の特性、現在の政治経済情勢を考えて総合的に判断する。
欲ブタさん(https://twitter.com/buhibuhi_FX)が完全無料で配布されているナンピンマーチンEA「NPNM_v3」をバックテストしてみました。
期間は 2021/05/01 - 2021/12/31、通貨ペアはドル円(USDJPY)でロングのみ、チャートは1時間足。
パラメーターは、デフォルトのままだとちょっとアレなので一部変更しています。
ベースロットは0.1、ナンピン回数は5回で累計ロットは最大で3.1ロットになるようにしています。資金管理機能は使っていません。
バックテストレポート
今回のバックテストで使用したパラメーターのセットファイルのダウンロード
昨年(2021年)5月以降ドル円は上昇していますので、当然収益はプラスになるのですが、トレンドの方向に沿って運用すればかなり使えそうな感じです。
ただ、累計の最大ロット数が3.1ロットですと、国内ブローカーでは証拠金100万円じゃ足りないですね。ベースロットは0.01で証拠金は20万くらいで運用でしょうか。
欲ブタさんのTwitterアカウント
完全無料のMT4向けナンピンEA「Nanpin K(ナンピンケイ)」をバージョンアップ(Ver 2.04)しました。
Ver 2.04での変更点は下記の通りです。
Ver 2.04での変更点
・パラメーター「EntryType」を追加し、ポジションを追加する際の値幅の算出方法を変更できるようにしました。
・パラメーター「BarEntry」「BarsTimeFrame」を追加し、エントリーを時間足(Bar)毎に制限する機能を追加しました。
・パラメーター「Comments」で任意のコメントを設定できる機能を追加しました。
・買い上限値(パラメーター「BuyLimit」)、売り下限値(パラメーター「SellLimit)に達した場合、新規ポジションのエントリーを一時停止する機能を追加しました。
・パラメーターのデフォルト値を変更しました。
Ver 2.03での変更点
・順方向への追加エントリー機能を追加しました。
・トレール開始点指定機能を追加しました。
・パラメーターのデフォルト値を変更しました。
Ver 2.02での変更点
手動(裁量)トレード機能を追加しました。新規追加したパラメーター「AutoEntry」に0を設定した場合は全てのエントリーが手動に、
1を設定した場合は一つ目のポジションのエントリーが手動になります。デフォルトでは2が設定されており、全て自動的にエントリーします。
Ver 2.01での変更点
相場急変対策を強化しました。
Nanpin K(ナンピンケイ)の特徴
「Nanpin K」は、現行レートが直近の一定期間の高値を超えた場合や安値を下回った場合にポジションを建てるナンピンEA(ナンピンマーチンではありません)です。
一つ目のポジションを順張りで建てるか逆張りで建てるかはパラメーター「TrendFollow」で設定します。デフォルトでは逆張りに設定されています。
現行レートが高値を超えた場合または安値を超えた場合に一つ目のポジションを建て、二つ目以降は指定した値幅(EntryStep)を超えた場合に追加でポジションを建てます。ポジションの最大数はパラメーター「Depth」で指定します。
相場が一定のレンジで動いているレンジ相場では効率的に収益を得ることができますが、逆張りで多数のポジションを持つため相場が逆に大きく動いた場合は、大きな損失が発生する可能性があります。相場が大きく動いた場合に備えて、逆指値注文を出しておくなどのなんらかの対策が必要です。
また、トレンド相場では、上昇トレンドの場合はロングのみ、下降トレンドの場合はショートのみエントリーするEA設定での運用をお勧めします。
バックテスト
初期証拠金を20万円、期間を2021年1月1日から2022年3月22日、通貨ペアドル円、1時間足チャート、Long only、パラメーターはデフォルト設定(StopLoss 0)でバックテストした結果です。
バックテストレポート(ドル円)
5月以降ドル円は上昇しているのでLong onlyの設定であれば収益がプラスになりますが、Long & ShortではShortが捕まってしまいます。
このことから考えると、長期トレンドにあった方向にだけエントリーするような運用にする必要があると思われます。
ソフトウェア使用許諾契約書
本ソフトウェアをご利用いただくためには、ソフトウェア使用許諾契約書に同意していただく必要があります。
ダウンロード
Nanpin K(Ver 2.04)のダウンロード(サンプルセットファイルを含む)
Nanpin K(Ver 2.03)のダウンロード(サンプルセットファイルを含む)
Nanpin K(Ver 2.02)のダウンロード(サンプルセットファイルを含む)
Nanpin K(Ver 2.01)のダウンロード(サンプルセットファイルを含む)
株価指数(JP225、US30)用セットファイルの変更と1つ目のポジションが順張り(TrendFollow true)のセットファイルを追加しました。(2022/1/4)
Nanpin K(Ver 2.00)のダウンロード(サンプルセットファイルを含む)
インストール方法
MetaTrader 4(以下MT4)にエキスパートアドバイザ(以下EA)をインストールするには、まず、MT4のメニュー「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックし、開いたフォルダの配下にある「MQL4」-「Experts」にファイル「NanpinK.ex4」をコピーします。
MT4の「ナビゲーター」ウィンドウのエキスパートアドバイザを選択し、右クリックで表示されるメニューで「更新」を選択すると、エキスパートアドバイザにコピーしたEAが表示されます。
次に、EAを適用させたいチャートを開き、「ナビゲーター」ウィンドウにあるEAをチャートにドラッグ&ドロップすると、EA設定の画面がポップアップ表示されますので、パラメーター等の設定を行いOKボタンをクリックします。
チャートの右上に表示されるニコちゃんマークが、スマイルになっていれば正しくインストールされています。
デフォルト設定の場合、チャートの時間足は1時間足にします。
パラメーター説明
Lots
ポジションのロット数を指定します。
EntryStep
ポジションを追加する値幅をポイントで指定します。TrailPointが0の場合、この値幅が決済指値(T/P)の利幅になります。
EntryType
ポジションを追加する際の値幅の算出方法を指定します。0(デフォルト)の場合EntryStepの値幅がそのまま使用されます。1の場合はEntryStep×ポジション数が値幅になります。Ver 2.04で追加。
StopLoss
損切り幅をポイントで指定します。指定した値がそのまま決済逆指値(S/L)に設定されます。すぐに損切りされないように比較的大きな値を設定することをお勧めします。
Slippage
新規ポジションを注文する際に注文価格と約定価格の差(スリッページ)をどの程度許容するかを設定します。許容範囲を超えた場合、注文は約定されません。
Spreads
新規ポジションを注文する際に売り価格(BID)と買い価格(ASK)の差(スプレッド)をどの程度許容するかを設定します。許容範囲を超えた場合、注文は行われません。
AutoEntry
0の場合は自動エントリーは行いません。エントリーはすべて手動になります。1の場合はすでにポジションが存在するときにのみ追加エントリーします。
2(デフォルト)の場合は一つ目のポジションも追加のポジションもすべて自動的にエントリーします。
Depth
保有するポジションの最大数を指定します。デフォルトではパラメーター「Depth」は10に設定されていますが、最初は小さめに設定して相場の状況を見ながら少しずつ増やしていくことで、
相場が大きく逆行した場合でも無駄なポジションを取ることなく、その時の価格帯でポジションを取ることができます。
TrendFollow
一つ目のポジションをポジションを順張りで建てるか逆張りで建てるかを指定します。trueの場合は順張り、falseの場合は逆張りで建てます。
デフォルトはfalse(逆張り)。二つ目以降のポジションは常に逆張りで建てます。
Dual
順方向への追加エントリーを行うかどうかを指定します。true(デフォルト)の場合、エントリーします。
Terms
未決済のポジションがない状態で、新規ポジションを建てる際の判定に使用する期間を設定します。例えば、1時間足のチャートで4と設定した場合は、
過去4時間の高値安値が注文時の判定に使用されます。
HighLowRatio
高値安値にどの程度近づいた場合にポジション建てるかを比率で指定します。0.9と設定されている場合は高値安値の90%となった場合にポジションが建てられます。
BuyLimit
買いの上限となるレートを指定します。指定したレートを超えた場合、エントリー条件に合致しても、買い注文は実行されません。0(デフォルト)の場合、上限無しになります。
SellLimit
売りの下限となるレートを指定します。指定したレートを下回った場合、エントリー条件に合致しても、売り注文は実行されません。0(デフォルト)の場合、下限無しになります。
Pause
買いの上限となるレート(BuyLimit)または売りの下限となるレート(SellLimit)に達したとき、それ以降に新規ポジションをエントリーするかどうかを指定します。true(デフォルト)を指定した場合は新規ポジションはエントリーされなくなります。Ver 2.04で追加。
ServerTime
エントリーの開始時間(OpeningTime)、終了時間(ClosingTime)にシステムタイムを使用するか、サーバータイムを使用するかを指定します。
false(デフォルト)の場合はシステムタイム、trueの場合はサーバータイムを使用します。
OpeningTime
新規ポジションを建てる時間帯の開始時間を設定します。
ClosingTime
新規ポジションを建てる時間帯の終了時間を設定します。OpeningTimを0、ClosingTimeを24とした場合は0時から24時まで、OpeningTimを8、ClosingTimeを29とした場合は8時から翌日5時までが、新規ポジションを建てる時間帯となります。
Interval
追加ポジションを建てる間隔を分単位で指定します。120(デフォルト)と設定した場合、120分経過するまで追加ポジションは建てません。
TrailPoint
トレールの値幅をポイント数で指定します。レートが建値から指定ポイント数×2を超えた場合に、決済逆指値が建値+(n-1)×指定ポイント数に変更されます。
TrailPointの値を小さくすると、相場展開によってはすぐに決済逆指値に達してしまいますので、相場のボラティリティが大きい状況では大きめの値を設定します。
TrailStart
トレールを開始する位置を整数値で指定します。0(デフォルト)の場合、位置指定でのトレール開始は行われません。1以上の値を指定した場合、ロングポジションでは建値+(TrailStart×TrailPoint)を超えた場合に、ショートポジションでは建値-(TrailStart×TrailPoint)を下回った場合にトレールが開始されます。
CutTime
指定時間経過後に決済を行うかどうかを1時間単位で設定します。経過時間の開始点は保有するポジションの中で最も早く建てられたポジションのオープン時刻です。
0の場合は決済は行いません。決済を行う場合には1以上の整数値を設定します。
CutPoint
指定時間経過後に決済を行うかどうかの判定で、保有するポジションの中で最も早く建てられたポジションの建値に、このポイント数を加算した値が現行レートを超えている場合に決済が行われます。Ver 2.04で削除。
Profit
CutTimeを指定して決済を行う場合に判定条件となる損益額を設定します。保有するポジションの合計損益がこの値より低い場合は決済は行われません。
BarEntry
エントリーを時間足(Bar)毎に制限するかどうかを設定します。Ver 2.04で追加。
BarsTimeFrame
エントリーを時間足(Bar)毎に制限する場合に使用する時間足のタイムフレームを設定します。デフォルトでは1時間。Ver 2.04で追加。
Notify
ポジションのオープンとクローズの際に通知を行うか指定します。0の場合は通知は行われません。1の場合(デフォルト)はアラート画面が表示されます。2の場合はEメールが送信されます。
DisplayButton
全決済(Close All)ボタンを表示するかどうかを指定します。true(デフォルト)の場合は表示、falseの場合は非表示になります。
MagicNumber
マジックナンバーです。他のEAと区別するためにユニークな数値を設定します。
Comments
任意のコメントを設定します。Ver 2.04で追加。
利用上の注意
- このEAは必ずしも利益を保証するものではありません。損失が発生する可能性もあります。
- このEAを利用して損失が発生したとしても責任は一切負いません。利用する場合は自己責任でお願いします。
NekoNeko Lineの特徴
「NekoNeko Line(ネコネコライン)」は、
直近の一定期間の高値(高ネコライン)と安値(安ネコライン)及び中間値に水平線(ライン)を表示するシンプルなインジケーターです。
高値、安値を算出するための期間はパラメーター「Terms」で指定します。
ソフトウェア使用許諾契約書
本ソフトウェアをご利用いただくためには、ソフトウェア使用許諾契約書に同意していただく必要があります。
ダウンロード
NekoNekoLine_v1_00.zipをダウンロード
zip形式で圧縮されていますので、解凍してご利用ください。
インストール方法
MetaTrader 4(以下MT4)にインジケーターをインストールするには、
まず、MT4のメニュー「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックし、
開いたフォルダの配下にある「MQL4」-「Indicators」にファイル「NekoNekoLine.ex4」をコピーします。
MT4の「ナビゲーター」ウィンドウのインディケータを選択し、右クリックで表示されるメニューで「更新」を選択すると、
インディケータにコピーしたインジケーターが表示されます。
次に、EAを適用させたいチャートを開き、「ナビゲーター」ウィンドウにあるインジケーターをチャートにドラッグ&ドロップすると、
インジケーター設定の画面がポップアップ表示されますので、パラメーター等の設定を行いOKボタンをクリックします。
パラメーター説明
Terms
高値安値の判定に使用する期間を設定します。例えば、1時間足のチャートで24と設定した場合は、過去24時間の高値安値が注文時の判定に使用されます。
HighLowRatio
高値安値の値幅の何割の値に線(ライン)を表示するかを比率で指定します。0.9と設定されている場合は高値安値に9割(90%)の値に線(ライン)を表示します。
Margin
高値安値の線(ライン)から何ポイント離れた値にマージンラインを表示するかをポイントで指定します。
利用上の注意
- このインジケーターは必ずしも利益を保証するものではありません。損失が発生する可能性もあります。
- このインジケーターを利用して損失が発生したとしても責任は一切負いません。利用する場合は自己責任でお願いします。