苦しんで覚えるC言語(苦C)は、プログラミング初心者を対象としたC言語入門サイト。C言語の基本機能が体系立てて解説されていて、C言語の取得に苦しんでいる人に非常に勧めのサイト。
苦しんで覚えるC言語
苦Cとは
苦しんで覚えるC言語(苦C)は、初心者を対象としたC言語入門サイト。C言語の基本機能が体系立てて解説されており、市販書籍と同等以上の完成度となっている。
市販書籍には仕組みの説明を省略して読みやすさをアピールする本が多い中、苦Cではくどい説明を行っており、挫折経験のある初心者に最適だという。
苦Cのファイルをダウンロードすることもできる。
C言語(しーげんご、C language)とは
C言語は、1972年にアメリカAT&T社ベル研究所のデニス・M・リッチー(Dennis M. Ritchie)氏とブライアン・W・カーニハン(Brian. W. Kernighan)氏によって開発された、コンピュータのソフトウェアをつくる際に使用されるプログラミング言語の一つで、B言語(びーげんご、B language)というプログラミング言語の後継として開発されたことからC言語と呼ばれている。特定のハードウェアに依存した部分が言語仕様から切り離されているため、移植性の高いプログラムを書くことができる。
苦しんで覚えるC言語 書籍版
苦しんで覚えるC言語
秀和システム 著者:MMGames
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10進数を2進数文字列に変換する関数は前に作成してますが、逆に「1101」「10110000」などの2進数文字列を10進数の整数値に変換するC言語用の関数がなかったので作成してみました。
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int bin2dec(char *src);
int main(void)
{
char binstr1[] = "1101";
char binstr2[] = "10110000";
char binstr3[] = "1000000100000000";
int dec = 0;
dec = bin2dec(binstr1);
printf("%s:%d(0x%02.2X)\n", binstr1, dec, dec);
dec = bin2dec(binstr2);
printf("%s:%d(0x%02.2X)\n", binstr2, dec, dec);
dec = bin2dec(binstr3);
printf("%s:%d(0x%02.2X)\n", binstr3, dec, dec);
return 0;
}
int bin2dec(char *src)
{
int dec = 0;
for (;;) {
if (*src == '1') {
dec |= 1;
}
src++;
if (!*src) {
break;
}
dec <<= 1;
}
return dec;
}
実行結果
$ ./bin2dec
1101:13(0x0D)
10110000:176(0xB0)
1000000100000000:33024(0x8100)
C言語のstrncpy関数やmemcpy関数ではバイト単位の操作になるので、漢字、ひらがな、カタカナなどの全角文字を文字数で指定して部分
文字列を取り出すことができません。そこで半角英数も全角文字も1文字として部分文字...
C言語のstrncpy関数やmemcpy関数ではバイト単位の操作になるので、漢字、ひらがな、カタカナなどの全角文字を文字数で指定して部分文字列を取り出すことができません。
そこで半角英数も全角文字も1文字として部分文字列を取り出すことができる関数を作成します。
以下はそのコードです。[C言語]UTF-8でエンコードされた文字列の文字数を取得するコードと同様に、文字の1バイト目のビットの状態を調べることによってその文字が何バイト文字を判定しています。
#include <stdio.h>
#include <string.h>
char *substr_utf8(char *dest, char *src, int offset, int len);
int _bytesize(unsigned char code);
int main(void)
{
char *testStr = "ABCDEFGあいうえおアイウエオ愛夢佐々木";
char strBuf[256];
memset(strBuf, 0, sizeof strBuf);
printf("substr_utf8($testStr, 0, 5) = %s\n", substr_utf8(strBuf, testStr, 0, 5));
printf("substr_utf8($testStr, 3, 3) = %s\n", substr_utf8(strBuf, testStr, 3, 3));
printf("substr_utf8($testStr, 10, 4) = %s\n", substr_utf8(strBuf, testStr, 10, 4));
printf("substr_utf8($testStr, 13, 5) = %s\n", substr_utf8(strBuf, testStr, 13, 5));
return 0;
}
char *substr_utf8(char *dest, char *src, int offset, int len)
{
int srclen = strlen(src);
int pos = 0;
int count = 0;
char *cp = dest;
while (pos < srclen) {
unsigned char code;
code = *(src + pos);
int bytelen = _bytesize(code);
if (count >= offset && count < (offset + len)) {
memcpy(cp, (src + pos), bytelen);
cp += bytelen;
*cp = '\0';
}
pos += bytelen;
count++;
}
return dest;
}
int _bytesize(unsigned char code)
{
int size = 1;
int i;
if (0x80 & code) {
for (i = 2; i <= 8; i++) {
code <<= 1;
if (!(0x80 & code)) {
break;
}
size++;
}
}
return size;
}
実行結果
$ ./substr_utf8
substr_utf8($testStr, 0, 5) = ABCDE
substr_utf8($testStr, 3, 3) = DEF
substr_utf8($testStr, 10, 4) = えおアイ
substr_utf8($testStr, 13, 5) = イウエオ愛
C言語のstrlen関数では
文字列の長さとして返ってくる値はバイト単位となるので、UTF-8でエンコードされている場合、漢字、ひらがな、カタカナなどは1文字で3となってしまいます。Webアプリケーションのテキスト処理で...
C言語のstrlen関数では文字列の長さとして返ってくる値はバイト単位となるので、UTF-8でエンコードされている場合、漢字、ひらがな、カタカナなどは1文字で3となってしまいます。
Webアプリケーションのテキスト処理ではそれでは不都合な場合もことも多いので、半角英数も全角文字(漢字、ひらがな、カタカナなど) も1文字としてカウントする関数を作成することにします。
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int strlen_utf8(char *cp);
int _bytesize(unsigned char code);
int main(void)
{
char *testAscii = "ABCDEFG";
char *testHira = "あいうえお";
char *testKata = "アイウエ";
char *testKanji = "愛々木";
char *testAll = "ABCDEFGあいうえおアイウエオ愛夢佐々木";
printf("strlen(testAscii) = %d\n", strlen(testAscii));
printf("strlen_utf8(testAscii) = %d\n", strlen_utf8(testAscii));
printf("strlen(testHira) = %d\n", strlen(testHira));
printf("strlen_utf8(testHira) = %d\n", strlen_utf8(testHira));
printf("strlen(testKata) = %d\n", strlen(testKata));
printf("strlen_utf8(testKata) = %d\n", strlen_utf8(testKata));
printf("strlen(testKanji) = %d\n", strlen(testKanji));
printf("strlen_utf8(testKanji) = %d\n", strlen_utf8(testKanji));
printf("strlen(testAll) = %d\n", strlen(testAll));
printf("strlen_utf8(testAll) = %d\n", strlen_utf8(testAll));
return 0;
}
int strlen_utf8(char *cp)
{
int textlen = strlen(cp);
int pos = 0;
int count = 0;
while (pos < textlen) {
unsigned char code;
code = *(cp + pos);
int bytelen = _bytesize(code);
pos += bytelen;
count++;
}
return count;
}
int _bytesize(unsigned char code)
{
int size = 1;
int i;
if (0x80 & code) {
for (i = 2; i <= 8; i++) {
code <<= 1;
if (!(0x80 & code)) {
break;
}
size++;
}
}
return size;
}
strlen_utf8関数では、1バイト目のASCIIコード値をパラメータとして_bytesize関数を呼び出して文字のバイト数を求め、1文字分の処理を行うたびに文字数をカウントアップしています。
また、_bytesize関数ではパラメータで渡されたコード値の場合の文字のバイト数を、コード値のビットの状態から判定して戻り値として返しています。
プロクラムの実行結果は以下のようになります。
kagahiro@kagahiro-PC ~/sample/c
$ ./strlen_utf8
strlen(testAscii) = 7
strlen_utf8(testAscii) = 7
strlen(testHira) = 15
strlen_utf8(testHira) = 5
strlen(testKata) = 12
strlen_utf8(testKata) = 4
strlen(testKanji) = 9
strlen_utf8(testKanji) = 3
strlen(testAll) = 52
strlen_utf8(testAll) = 22
1バイト(8bit)の10進数を2進数の文字列に変換するコードの
C言語版です。
C言語では、PerlやPHPなどのように2進文字列に変換してくれる便利な関数は関数はないので、ビット演算子を使ってビットのオン・オフを判定して...
1バイト(8bit)の10進数を2進数の文字列に変換するコードのC言語版です。
C言語では、PerlやPHPなどのように2進文字列に変換してくれる便利な関数は関数はないので、ビット演算子を使ってビットのオン・オフを判定して、2進文字列を作成していくしかありません。
#include <stdio.h>
#include <string.h>
void dec2bin(char src, char *dest);
const int buf_size = 9;
int main(void)
{
char buf[buf_size];
char str1[] = "あいうえお";
char *cp;
int num = 1;
for (cp = str1; *cp; cp++) {
memset(buf, '\0', sizeof(buf));
dec2bin(*cp, buf);
printf("%d:%s (0x%02.2X)\n", num, buf, 0x000000ff & *cp);
num++;
}
return 0;
}
void dec2bin(char src, char *dest)
{
const int bit_size = 8;
int i;
for (i = 0; i < bit_size; i++) {
dest[i] = (0x80 & src) ? '1' : '0';
src <<= 1;
}
}
解きながら学ぶC言語
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2038年問題とは、2038年1月19日3時14分7秒を過ぎると、
コンピュータが誤動作する可能性があるとされる
問題のこと。
C言語の伝統的な実装ではtime_t型の範囲や精度はintとして実装されており、intは符号つき32ビットで...
2038年問題とは、2038年1月19日3時14分7秒を過ぎると、コンピュータが誤動作する可能性があるとされる問題のこと。
C言語の伝統的な実装ではtime_t型の範囲や精度はintとして実装されており、intは符号つき32ビットであったため、最大値は (231 - 1) = 2,147,483,647 となり、取り扱えるのは2,147,483,647秒までに限られていた。
そのため、これを前提として作成されたプログラムは、1970年1月1日0時0分0秒から2,147,483,647秒を経過した、2038年1月19日3時14分7秒(閏秒を考慮しない場合)を過ぎると、時刻がオーバーフローし正しくない値になるため、時刻を正しく扱えていることを前提としたコードは誤作動する。
例えば、Linuxのファイルシステムである、ext2、ext3、ReiserFSのタイムスタンプは同日付までしか対応していない。
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「iCodeChecker」は、
C言語で作成された
ソースコードに脆弱性が存在しないかどうかを検査することができる
ソースコードセキュリティ検査ツール。VMイメージ、パッケージ形式、
ソースコード形式の3つの配布形式でダウ...
「iCodeChecker」は、
C言語で作成されたソースコードに脆弱性が存在しないかどうかを検査することができるソースコードセキュリティ検査ツール。VMイメージ、パッケージ形式、ソースコード形式の3つの配布形式でダウンロードできる。利用許諾合意書すれば無償で利用できる。
ブックマーク先へ 情報処理推進機構:ソースコードセキュリティ検査ツール iCodeChecker
世界で最も有名な
プログラミング言語「
C」の開発者の一人であるデニス・リッチー(Dennis Rit
Chie)博士が70歳で死去したとのこと。デニス・リッチー博士の死は、Rob Pike氏のGoogle+への投稿で明らかになったが、今...
世界で最も有名なプログラミング言語「C」の開発者の一人であるデニス・リッチー(Dennis Ritchie)博士が70歳で死去したとのこと。デニス・リッチー博士の死は、
Rob Pike氏のGoogle+への投稿で明らかになったが、今のところ週末に自宅で死亡したということ以外はわかっていないようだ。
プログラミング言語「C」は、今なお多くのアプリケーション開発で利用されているだけでなく、その後に開発されたプログラミング言語にも大きな影響を与えている。
訃報: C 言語の開発者、デニス・リッチー氏が死去
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GDB) は、Ada、C、C++、Objective-C、Pascal、FORTRANなど多くの言語に対応する、GPLで公開されている
ソースレベルのデバッガ。最新版では、D言語とARM Symbianに対応したほか、C++やPythonのサポート...
GNU Debugger (GDB) は、Ada、C、C++、Objective-C、Pascal、FORTRANなど多くの言語に対応する、GPLで公開されているソースレベルのデバッガ。最新版では、D言語とARM Symbianに対応したほか、C++やPythonのサポートなども強化されている。
GDB, the GNU Project debugger, allows you to see what is going on `inside' another program while it executes -- or what another program was doing at the moment it crashed.
GDB: The GNU Project Debugger
実践 デバッグ技法 ―GDB、DDD、Eclipseによるデバッギング
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- PizzaFactoryを使っていました ★★★★★
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単にテキストファイル等の文字エンコードを変換するのであれば、iconvコマンドを使用して変換すれば良いのですが、プログラム内部で取得した文字列の文字エンコードを変換したい場合もあります。以下のプログラムはL...
単にテキストファイル等の文字エンコードを変換するのであれば、iconvコマンドを使用して変換すれば良いのですが、
プログラム内部で取得した文字列の文字エンコードを変換したい場合もあります。
以下のプログラムはLinuxやCygwinの環境でC言語のプログラムからiconvを呼び出して文字エンコードを
変換する場合の手順を示したサンプルプログラムです。
--- tst_iconv.c ---
#include <stdio.h>
#include <iconv.h>
#define BUFSIZE 1024
char outbuf[BUFSIZE];
int convert(char const *src,
char const *dest,
char const *text,
char *buf,
size_t bufsize);
main(void)
{
int ret;
ret = convert("SHIFT-JIS", "UTF-8",
"日本語テストメッセージおはよう",
outbuf, sizeof(outbuf));
if (ret) {
printf("%s\n", outbuf);
}
else {
printf("Oops!\n");
}
}
int convert(char const *src,
char const *dest,
char const *text,
char *buf,
size_t bufsize)
{
iconv_t cd;
size_t srclen, destlen;
size_t ret;
cd = iconv_open(dest, src);
if (cd == (iconv_t)-1) {
perror("iconv open");
return 0;
}
srclen = strlen(text);
destlen = bufsize - 1;
memset(buf, '\0', bufsize);
ret = iconv(cd, &text, &srclen, &buf, &destlen);
if (ret == -1) {
perror("iconv");
return 0;
}
iconv_close(cd);
return 1;
}
コンパイル方法
$ gcc -o tst_iconv tst_iconv.c -liconv
ICONV
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