100ドルノートPC

マサチューセッツ工科大学（MIT）のMedia Lab創設に携わったNicholas Negroponte氏が「One Laptop Per Child（OLPC）」プロジェクトで発展途上国の子供向けに設計している、100ドルのノートPCのことで、当初は本体付属のハンドルを使ってゼンマイで動かす仕様だったが、最新の仕様ではACアダプターから供給される（ペダルのような何らかの発電の仕組みが装備されるとのこと）電源で動作する。その他の仕様は、500MHz AMD x86プロセッサ、128MバイトのRAM、512Mバイトのフラッシュメモリ搭載、消費電力は2ワット以下、Wi-Fiネットワークへの接続機能と3〜4個のUSBポートとなっている。

フォトレポート：100ドルノートPCの新プロトタイプ

ゼンマイ駆動というのは、それはそれでインパクトがありましたが、使いやすさの面からいえば普通にACアダプターの方が使いやすいでしょうね。あとは、壊れにくさを重視しているのだと思いますが、512Mバイトのフラッシュメモリだけでハードデスクを搭載しないのは微妙な気もします。最近はどうか知らないですが、かなり昔にハードデスクなしで記憶装置はフラッシュメモリだけのノートPCを使ったときは、よく固まって保存したデータがなくなったりしてたので、個人的はハードディスクなしのPCは使えないという気がするのですが。

ゲイツ氏、100ドルノートPCに冷笑

「皆さんが共用コンピュータに最も望まないのは、（ハード）ディスクがないこと、それから画面が小さいことだろう」とゲイツ氏はワシントン郊外で開かれたMicrosoft Government Leaders Forumで語った。

記事のタイトルはゲイツ氏に好意的でないですが、ゲイツ氏がいってることは決して間違いではないと思いますよ。

[485] Posted by kagahiro at 2006/04/05 17:22:54
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