耐震（たいしん）

耐震（たいしん）とは、構造物・建築物などが性能的に地震に耐えられることを意味するもので、地震対策としては耐震のほかに免震や制震もある。

耐震設計が強化された1981年の建築基準法の改正以降の耐震設計によってできた建築物は新耐震と呼ばれる。

新耐震では、耐用年限中に何回も発生する震度５程度の地震では、建築物に大きな損傷を生じることがないように、建築物の耐用年限中に一度は発生する可能性がある震度６、７程度の大地震では、建築物に部分的損傷があっても、人命に危害を及ぼすような倒壊をしないといった基準になっている。

一定規模以上の建築物の建築確認申請の際には、鉄筋の太さや本数、コンクリートの量などに基づいて建築物の耐震強度などが記述された構造計算書の提出が義務付けられている。

[412] Posted by kagahiro at 2005/12/03 07:01:33
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