Jアラートで不具合続出、ミサイルが日本の上空を通過したくらいでいちいち発動する必要なし

8月29日に北朝鮮が中距離弾道ミサイル「火星12」を発射した際に日本国内で発動された「Jアラート」だが、各地で防災行政無線が作動しない、メールが送信されないなどの不具合が続出した。

また、Jアラートで出された「頑丈な建物や地下に避難してください」という避難指示については、国民の間では、「周りは木造建築ばかりで堅牢な建物など無い」「地下に避難しろと言うからスコップで穴を掘ったが間に合わなかった」などという声が上がっている。

常識的に考えて、大気圏を大きく超えてはるか上空をミサイルが通過したからといって国民生活には何の影響もないと思われるが、これからも北朝鮮がミサイルを発射したらJアラートを鳴らすつもりなのであろうか。

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Jアラート（全国瞬時警報システム）

Jアラート（全国瞬時警報システム）は、通信衛星と市町村の同報系防災行政無線や有線放送電話を利用し、自然災害や弾道ミサイル攻撃等についての緊急情報を住民へ瞬時に伝達するシステム。2004年度から総務省消防庁が開発および整備を進めている。訓練や実際の発動では防災行政無線が作動しないなどの不具合が相次いで発生していおり其の実用性には疑問の声が上がっている。

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