日銀は2023年6月15日から16日まで行われた金融政策決定会合でYCC(イールドカーブコントロール)を含む現在の大規模金融緩和の維持を決定。その後の植田総裁の記者会見でもハト派姿勢を示したため、為替市場では円安が加速しドル円は141台後半まで上昇している。
日銀も緩和姿勢とは対照的に米国のFRBや欧州のECBは、更なる利上げを示唆しており、為替市場では今後もドル円、クロス円の上昇が続く可能性高いが、値ごろ感からもう下がるだろうと、安易にドル円、クロス円を売って(ショートして)含み損に苦しむトレーダーも見受けられる。
日本政府(財務相)による円買い介入も考えられるため、ドル円ロングもしずらいが、ドル円ショートはやめておいた方が無難だろう。
【日本市況】円全面安、日銀緩和策維持で金利低下-株価が高値更新
政府は2023年4月に退任する黒田東彦総裁の後任として、マクロ経済学や金融論を専門とする経済学者で東京大学名誉教授の植田和男氏を起用する人事案を国会に提示した。植田氏が予定通り新総裁に就任すれば戦後初の学者...
政府は2023年4月に退任する黒田東彦総裁の後任として、マクロ経済学や金融論を専門とする経済学者で東京大学名誉教授の植田和男氏を起用する人事案を国会に提示した。植田氏が予定通り新総裁に就任すれば戦後初の学者出身の日銀総裁となる。
植田氏は日銀の審議委員だった7年間に「ゼロ金利政策」や「量的緩和政策」の導入を理論面で支えとされ、どちらかと言えばハト派と考えられているが、黒田現総裁が異次元緩和を実施するなど超ハト派だっただけに、今後日銀の金融政策がよりタカ派的な方向に動く可能性がある。
また、植田氏の能力に対する評価は高いようだが、日銀総裁の交代を好機と見た海外の投機筋が、ドル円の売り(円買い)を仕掛けてくる可能性もあるので、この先数か月のドル円のトレードは注意が必要だろう。
政府 日銀新総裁に経済学者の植田和男氏の起用案 国会に提示
日銀は20日(2022年)まで行われた金融政策決定会合で、
これまでプラスマイナス0.25%としていた長期金利の変動幅をプラスマイナス0.5%程度に拡大する方針を決めた。
市場では「事実上の利上げ」受け取られ、12時過ぎの発表直後から円を買ってドルを売る動きが強まり、
記者会見で黒田総裁が「YCCの手直しは利上げではなく、金融引締めではまったくない。大規模緩和は継続する」と強調したものの、
その後も円高ドル売りの流れは続き、NTタイムにはドル円は一時130円半ばまで下落した。また、日経平均株価も大幅な下落となった。
しかし、記者会見では黒田総裁が大規模金融緩和の継続を強調しているため、単純に一方的な円高になるとは考えにくく安易な円買い(ドル円ショート)は危険だろう。
アングル:混在する緩和と引き締め、日銀サプライズ修正に市場は戸惑い
YCC(イールドカーブコントロール)とは
中央銀行が行う金融政策の一つで、長期金利に目標を設定し、その目標を達成するために必要なだけ国債の売り買いを行うこと。
日本では日銀が10年国債利回りを概ね0%程度に設定し実施。内田真一理事は長期金利の許容変動幅の拡大は「事実上、利上げすること」と言明していた。
Ver 2.11での変更点は以下の通りです。指標時の乱高下対策を強化しました。
- パラメーター「ExceptHours」の追加
- パラメーター「Slippage」「Spreads」の設定値変更
- 相場の反転を検出する処理をエントリー時間のみ行うように変更
パラメーター「ExceptHours」の追加
エントリーしない時間を「21,23」のようにコンマ区切りで指定することで、
重要な指標のある時間帯はエントリーしないようにすることができます。
パラメーター「Slippage」「Spreads」の設定値変更
「Slippage」を30から10に、「Spreads」を200から30に縮小しました。
相場の反転を検出する処理をエントリー時間のみ行うように変更
Ver2.10以前は常時行っていた相場の反転を検出する処理をエントリー時間のみ行うように変更しました。
2022年9月20日から9月21日に開催されたFOMCにおいてFRB(米国)が0.75%の大幅利上げした一方、日銀が9月21日から9月22日に開催された金融政策決定会合で大規模な金融緩和の維持を決めたことで、日米金融政策の違いが意識され円安ドル高が進みドル円は145円台に上昇した。
この大幅な円安進行を受けて神田財務官が記者会見を行い、
「為替相場の過度な変動や無秩序な動きは、家計であろうが、企業であろうが非常に悪影響を及ぼす」、
「過度な変動の場合には、あらゆる手段を排除することなく、適切な対応をとる」と円安を牽制する姿勢を示したが、
今のところ効果はなくさらに円安にとなっている。
この円安にによって輸出企業など一部の大企業が恩恵を受ける一方、
輸入物価上昇によって多くの国民は生活が苦しくなっており、大企業の利益を優先するのか、
国民生活の安定優先するのか、今後の岸田政権の姿勢が注目されている。
米FRB 3回連続0.75%の利上げ決定 インフレ抑制の姿勢鮮明に | NHK | 株価・為替
日銀 大規模な金融緩和策維持を決定 金融政策を決める会合で | NHK | 株価・為替
為替介入「まだやっていない」、神田財務官が相場乱高下に言及 | ロイター
5月のFOMCでFRBが0.5%の利上げ、6月1日からのQT(バランスシート縮小)を発表したことで、株、ゴールド、仮想通貨などのリスク資産の下落トレンドが鮮明になってきています。
高インフレ懸念を背景にFRB高官によるタカ派発言が続くことが予想されることから、今後もこの傾向は続く可能性が高いと思われます。
特にビットコインをはじめとする仮想通貨は信頼性が低いため急落が予想され要注意です。
また、為替ではドル円こそ物価の急激な上昇にも関わらず日銀が金融緩和を堅持する姿勢を示していますので、すぐに大幅に下落することはないと思われますが、
リスクオフで売られるようなユーロドル、ポンドドルなどは下落トレンドが続くと考えておいた方が良いでしょう。
FOMC 0.50%ptの利上げとQTの開始を決定
(朝)米国市場はCPIが市場予想を上回る伸びとなったことで大幅下落 日本市場は米国株安で下落か
瞬間的な相場の上げ下げに追随するMT4向けスキャルEA「TheWorld(ザワールド)」Free版(パラメーター設定不可、0.01ロット固定、使用期限無し)が無料ダウンロードできます。
パラメーター設定が可能な製品版は高機能EA提供サービス「EA Cluster」で提供しています。
「TheWorld Free」は配布終了といたしました。
「TheWorld」の特徴
「TheWorld」は、「Surfing Forex」と同様の相場の瞬間的な上昇や下落を検出した場合に、その値動きに追随してポジションを建てるスキャルEAですが、
エントリーロジックは違います。
比較的ボラティリティの低い通貨ペアでも1日数件のエントリーを行い、着実に利益を増やしていきます。
また、相場が一方に大きく動いたときは、トレール機能で利益を伸ばすようになっています。
通貨ペアはドル円(USDJPY)、ユーロドル(EURUSD)での運用を想定しています。
ソフトウェア使用許諾契約書
本ソフトウェアをご利用いただくためには、ソフトウェア使用許諾契約書に同意していただく必要があります。
インストール方法
MetaTrader 4(以下MT4)にエキスパートアドバイザ(以下EA)をインストールするには、まず、MT4のメニュー「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックし、開いたフォルダの配下にある「MQL4」-「Experts」にファイル「TheWorldFree.ex4」をコピーします。
MT4の「ナビゲーター」ウィンドウのエキスパートアドバイザを選択し、右クリックで表示されるメニューで「更新」を選択すると、エキスパートアドバイザにコピーしたEAが表示されます。
次に、EAを適用させたいチャートを開き、「ナビゲーター」ウィンドウにあるEAをチャートにドラッグ&ドロップすると、EA設定の画面がポップアップ表示されますので、パラメーター等の設定を行いOKボタンをクリックします。
チャートの右上に表示されるニコちゃんマークが、スマイルになっていれば正しくインストールされています。
チャートの時間足は1分足にします。
利用上の注意
- このEAは必ずしも利益を保証するものではありません。損失が発生する可能性もあります。
- このEAを利用して損失が発生したとしても責任は一切負いません。利用する場合は自己責任でお願いします。
高値更新(高ネコ)、安値更新(安値ネコ)でエントリーするMT4向けブレイクアウトEA「NEKONEKO(ネコネコ) FREE」(ロット0.01固定、使用期限無し)が無料でダウンロードできます。
2024年6月13日 Ver1.05にバージョンアップ。
「NEKONEKO」の特徴
「NEKONEKO」は、直近の一定期間の高値、安値を更新した(ブレイクアウト)した場合に順張りでポジションを建てるブレイクアウトEAです。
相場が一方に大きく動いたときは、トレール機能で一定の利益を確保しつつ、更に利益を伸ばすようになっています。
チャートは1時間足、ドル円(USDJPY)での運用を想定しています。
ロット制限(ロット0.01固定)はありますが、使用期限無しにデモ口座でもリアル口座でもご使用いただけます。
バックテスト
初期証拠金:10,000円
期間:2021年1月から2024年4月まで
通貨ペア:ドル円(USDJPY)
時間足:1時間足
バックテストレポート
ソフトウェア使用許諾契約書
本ソフトウェアをご利用いただくためには、ソフトウェア使用許諾契約書に同意していただく必要があります。
ダウンロード
NEKONEKO FREE Ver 1.05のダウンロード
NEKONEKO FREE Ver 1.04のダウンロード
NEKONEKO FREE Ver 1.03のダウンロード
NEKONEKO FREE Ver 1.02のダウンロード
NEKONEKO FREE Ver 1.01のダウンロード
インストール方法
MetaTrader 4(以下MT4)にエキスパートアドバイザ(以下EA)をインストールするには、まず、MT4のメニュー「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックし、開いたフォルダの配下にある「MQL4」-「Experts」にファイル「nekonekofree.ex4」をコピーします。
MT4の「ナビゲーター」ウィンドウのエキスパートアドバイザを選択し、右クリックで表示されるメニューで「更新」を選択すると、エキスパートアドバイザにコピーしたEAが表示されます。
次に、EAを適用させたいチャートを開き、「ナビゲーター」ウィンドウにあるEAをチャートにドラッグ&ドロップすると、EA設定の画面がポップアップ表示されますので、パラメーター等の設定を行いOKボタンをクリックします。
チャートの右上に表示されるニコちゃんマークが、スマイルになっていれば正しくインストールされています。
チャートの時間足は1時間足にします。
パラメーター説明
Stealth
ポジションに決済指値(T/P)、決済逆指値(S/L)に設定するかどうかを指定します。 trueの場合は、ポジションには設定せずにTakeProfit、StopLossで指定した値幅に達したときに内部的に決済処理を行います。
TakeProfit
利幅をポイントで指定します。指定した値がそのまま決済指値(T/P)に設定されます。TakeProfitを0と設定した場合、一部の機能が動作しなくなります。
StopLoss
損切り幅をポイントで指定します。0を指定した場合は損切りは行われません。
Slippage
新規ポジションを注文する際に注文価格と約定価格の差(スリッページ)をどの程度許容するかを設定します。許容範囲を超えた場合、注文は約定されません。
Spreads
新規ポジションを注文する際に売り価格(BID)と買い価格(ASK)の差(スプレッド)をどの程度許容するかを設定します。許容範囲を超えた場合、注文は行われません。
ServerTime
エントリーの開始時間(OpeningTime)、終了時間(ClosingTime)にシステムタイムを使用するか、サーバータイムを使用するかを指定します。 false(デフォルト)の場合はシステムタイム、trueの場合はサーバータイムを使用します。
OpeningTime
新規ポジションを建てる時間帯の開始時間を設定します。
ClosingTime
新規ポジションを建てる時間帯の終了時間を設定します。OpeningTimを0、ClosingTimeを24とした場合は0時から24時まで、OpeningTimを8、ClosingTimeを29とした場合は8時から翌日5時までが、新規ポジションを建てる時間帯となります。
ExceptHours
エントリーしない時間を「21,23」のようにコンマ区切りで指定します。
Filtering
直近のボラティリティによるフィルタリングを行うかどうかを指定します。0の場合はフィルタリングは行いません。
1の場合はRangeSizeで指定した値幅未満の場合に除外され、2の場合はRangeSizeで指定した値幅より大きい場合に除外されます。
RangeSize
ボラティリティによるフィルタリングの判定に使用する値幅を指定します。
RangePeriod
ボラティリティによるフィルタリングの判定に使用する値幅を算出するための期間(チャートのBarの本数)を指定します。
TrailPoint
トレールの値幅をポイント数で指定します。レートが建値から指定ポイント数×2を超えた場合に、決済逆指値が建値+(n-1)×指定ポイント数に変更されます。
TrailTime
トレールを開始する経過時間を設定します。0の場合は経過時間に関係なく、1以上の値を設定した場合は指定時間経過後にトレールが行われます。TimeUnitが0の場合は時間単位、1の場合は分単位となります。
TrailStart
トレールを開始する位置を整数値で指定します。0の場合は、位置指定でのトレール開始は行われません。1以上の値を指定した場合、ロングポジションでは建値+(TrailStart×TrailPoint)を超えた場合に、ショートポジションでは建値-(TrailStart×TrailPoint)を下回った場合にトレールが開始されます。TrailStartの指定がTrailTimeの指定より優先されます。
CutTime
指定時間経過後に決済処理を行うかどうかを設定します。0の場合は決済処理は行いません。決済処理を行う場合には1以上の整数値を設定します。
CutPoint
指定時間経過後に決済処理を行うかどうかの判定で、建値にこのポイント数を加算した値が現行レートを超えている場合に決済処理が行われます。
Terms
高値安値の判定に使用する期間を設定します。例えば、1時間足のチャートで24と設定した場合は、過去24時間の高値安値が注文時の判定に使用されます。
HighLowRatio
高値安値にどの程度近づいた場合にポジション建てるかを比率で指定します。0.99と設定されている場合は高値安値に99%近づいた場合にポジションが建てられます。
RangePoint
Termsで指定された期間内にRangePointを超える値動きが無かった場合、新規ポジションを建てません。ポイントで設定します。
BarSize
相場の上昇、下落の判定に使用する閾値です。デフォルトでは0(ポイント)が設定されています。
Series
その日のエントリー時間内に連続して注文する回数を指定します。回数は利確された場合だけ加算され、損切りとなった場合は0回にリセットされます。
ATRStop
ATR値に応じた損切り幅設定するかどうかを指定します。true(デフォルト)を指定した場合、損切り幅はATR値に応じた値が設定されます。StopLossより優先されます。
ATRRatio
ATR値を損切り幅に適用する際の倍率を指定します。
Trend
トレンドフィルターを適用するかどうかを指定します。true(デフォルト)の場合、トレンドに逆行するエントリーが抑制されます。
Bollinger Bands Time Frames
ボリンジャーバンドのタイムフレーム(時間足)を設定します。
Bands Period
ボリンジャーバンドの期間(時間足の本数)を設定します。
Bands Deviations
ボリンジャーバンドの偏差を設定します。
Notify
ポジションのオープンとクローズの際に通知を行うか指定します。0の場合は通知は行われません。1の場合(デフォルト)はアラート画面が表示されます。2の場合はEメールが送信されます。
MagicNumber
マジックナンバーです。他のEAと区別するためにユニークな数値を設定します。
Comments
任意のコメントを設定します。
利用上の注意
- このEAは必ずしも利益を保証するものではありません。損失が発生する可能性もあります。
- このEAを利用して損失が発生したとしても責任は一切負いません。利用する場合は自己責任でお願いします。
EAの運用にVPSを利用するメリット
「ツイ廃」として世界的に知られている、電気自動車(EV)メーカー「テスラ」および宇宙開発会社「スペースX」のCEO「イーロン・マスク(Elon Musk)」氏が、個人でソーシャルメディア「Twitter」を運営する米Twitter社を買収することで合意した。
買収総額は440億ドル(約5兆6000億円)でマスク氏が1株当たり54.20ドルで株式の100%を取得する。
買収が完了するとTwitter社は株式非公開企業となる。
マスク氏は合意発表後のツイートで、
「I hope that even my worst critics remain on Twitter, because that is what free speech means
(私の最悪の批評家でさえTwitterに残っていることを願っています。なぜならそれが言論の自由の意味だからです)」
と語っており、トランプ前米大統領に関する投稿など現在のTwitterでは厳しく規制されているいわゆる「陰謀論」に対する規制が緩和される可能性がある。
Twitter、マスク氏による買収に合意 440億ドル(約5.6兆円)で非公開企業に
マスク氏は発表文で「言論の自由は民主主義の基盤であり、Twitterは人類の未来に不可欠な問題が議論されるデジタルタウンスクエアだ。
新機能で製品を強化し、アルゴリズムをオープンソースにして信頼を高め、スパムボットを打ち負かし、すべてのユーザーを認証することで、Twitterをこれまで以上に改善したいと考えている。Twitterには大きな可能性がある。
その可能性を、Twitterと、そのユーザーコミュニティと協力して解き放つのが楽しみだ」
2022年2月24日(木曜日)に開始されたロシアのプーチン政権によるウクライナ侵攻により、ゴールド、原油に大きな上昇トレンドが発生しています。
また、為替では「有事のドル買い」でドルが買われ、欧州通貨のユーロ、ポンドが売られて、ユーロドル、ポンドドルは下げトレンドになっています。
ただし、ドル円については「リスク回避の円買い」もあって、一方的に上がる展開にはなっていません。
ウクライナ、ロシア間の停戦交渉への期待から、一時的にユーロドル、ポンドドル、株価指数などが上昇することはあるでしょうが、両国間の主張の隔たりが大きいため合意は成立せず、ドルストレートや株価指数などは今後も下げトレンドが続くと予想されます。