[将棋]第42期棋王戦第5局で、渡辺明棋王が急戦矢倉の千田翔太六段に勝ちタイトル防衛 #棋王戦

渡辺明棋王対千田翔太六段の第42期棋王戦五番勝負第5局が東京・将棋会館で行なわれ、先手の渡辺明棋王が勝ち3勝2敗で棋王位を防衛。5期連続の棋王位獲得で永世棋王の資格を得た。

後手の千田翔太六段が急戦矢倉で先に仕掛けたが、後手の攻めを巧みにかわして反撃した先手の渡辺明棋王の勝ちとなった。

第42期棋王戦中継サイト

第42期棋王戦五番勝負第5局の解説動画

第42期棋王戦五番勝負第5局の棋譜

渡辺明 棋王 vs. 千田翔太 六段 第42期棋王戦五番勝負 第５局

渡辺明棋王（竜王）

竜王位と棋王位の二冠を保持し、永世竜王の資格を持つトップ棋士で、現在の将棋界では羽生善治三冠に次ぐ地位にある。順位戦はA級。

千田翔太六段

近年活躍が著しい森信雄七段門下の若手棋士の一人で、コンピュータ将棋を研究に活用しコンピュータ将棋に詳しいプロ棋士として知られている。順位戦はC級1組。

棋王戦

棋王戦は、全棋士と女流名人、アマ名人が参加する共同通信社主催の棋戦で、予選をトーナメントで行い、その通過者とシード者32人で本戦トーナメントを行う。本戦はベスト4以上は2敗失格制となり、敗者復活戦がある。挑戦者決定戦は変則2番勝負で、勝者組優勝者は2局のうち1回勝てば挑戦権を得ますが、敗者復活戦優勝者は2連勝が挑戦の条件となる。棋王とその優勝者が、2月から3月にかけて五番勝負を行う。

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