現金紙幣の出品が禁止されたフリマ「メルカリ」に「チャージ済みSuica」の出品相次ぐ

フリーマーケット（フリマ）アプリの「メルカリ」で、現金紙幣が額面より高い金額で出品されていたことがツイッターやSNSなどで話題となり、メルカリでの現金紙幣の出品が禁止されることになったが、今度は「チャージ済みSuica」の出品が相次いでいるようだ。

現金が出品されていたのはメルカリだけでなく「ヤフー」のオークションサービス「ヤフオク！」でも同様に現金が出品されていたことが明らかになっている。メルカリとヤフオクは現行の紙幣や硬貨の出品を原則禁止にする方針を打ち出し、メルカリは現行紙幣だけでなくチャージ済みSuicaについても「マネーロンダリングにつながる可能性がある」として監視や削除対応の強化を明らかにしているが、プリベイド式電子マネーが普及している現状ではまだまだ他にも抜け道がありそうだ。

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フリマ（フリーマーケット）アプリ「メルカリ」

「メルカリ」は、2013年にサービスを開始した衣料品、雑貨などを個人間で売買するフリーマーケット（フリマ）アプリで、手軽に利用できることにに加えて、「どんなものでも売っている」と言われる自由さが人気となり急激に利用者を伸ばしてきた。 購入時はクレジットカード・キャリア決済・コンビニ・銀行ATMで支払いでき、品物が届いてから出品者に入金される独自システム。販売時には10%の手数料が発生する。

Suica（スイカ、プリベイド式電子マネー）

SuicaはJR東日本が発行している電子マネーで、JR各社の電車、私鉄、バス、モノレールなど、ほとんどの公共交通機関はSuicaで支払いを行うことができる。また、セブンイレブンやローソンなどの大手コンビニ、JR駅構内（エキナカ）にある店舗での支払い、一部のレストランや喫茶店、そしてショッピングモールでの支払いにも利用できる。

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