中国政府の規制でビットコインが暴落

中国政府が規制に乗り出したことでそれまで急騰していたP2Pの仮想通貨「ビットコイン（Bitcoin）」の取引価格が急落、ピーク時には1200ドル台まで上昇していた取引価格は約半額の600ドル台となっている。

中国政府が規制に乗り出した理由は、ビットコインを利用して中国国内から海外へ資金を逃避させることを防ぐためのようだが、今後は他の国々でも取引価格が上昇し存在感を増しているビットコインに対する、中央銀行などの金融当局による規制が厳しくなりそうだ。

また、現物通貨とビットコインを交換するための為替両替所を通じた取引は45％の確率で失敗していることや場合によっては為替両替所に預けた通貨の返却が行われない状況も発生していることも調査により明らかになっていて、誰が作ったか分からないシステムにもかかわらず不自然なまでにメディアによって取り上げられることを考えると、一般的に認識されているように「銀行、両替所、クレジットカード業界、金融関連の中間業者を排除すること」を目的にしているのではないと思われる。むしろ、金融業界を支配する勢力が国家の力を排除する目的で新しい「通貨」の実験を行なっているとしても何の不思議もない。

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[2355] Posted by kagahiro at 2013/12/24 15:37:57
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