日銀は20日(2022年)まで行われた金融政策決定会合で、
これまでプラスマイナス0.25%としていた長期金利の変動幅をプラスマイナス0.5%程度に拡大する方針を決めた。
市場では「事実上の利上げ」受け取られ、12時過ぎの発表直後から円を買ってドルを売る動きが強まり、
記者会見で黒田総裁が「YCCの手直しは利上げではなく、金融引締めではまったくない。大規模緩和は継続する」と強調したものの、
その後も円高ドル売りの流れは続き、NTタイムにはドル円は一時130円半ばまで下落した。また、日経平均株価も大幅な下落となった。
しかし、記者会見では黒田総裁が大規模金融緩和の継続を強調しているため、単純に一方的な円高になるとは考えにくく安易な円買い(ドル円ショート)は危険だろう。
アングル:混在する緩和と引き締め、日銀サプライズ修正に市場は戸惑い
YCC(イールドカーブコントロール)とは
中央銀行が行う金融政策の一つで、長期金利に目標を設定し、その目標を達成するために必要なだけ国債の売り買いを行うこと。
日本では日銀が10年国債利回りを概ね0%程度に設定し実施。内田真一理事は長期金利の許容変動幅の拡大は「事実上、利上げすること」と言明していた。
Ver 2.11での変更点は以下の通りです。指標時の乱高下対策を強化しました。
- パラメーター「ExceptHours」の追加
- パラメーター「Slippage」「Spreads」の設定値変更
- 相場の反転を検出する処理をエントリー時間のみ行うように変更
パラメーター「ExceptHours」の追加
エントリーしない時間を「21,23」のようにコンマ区切りで指定することで、
重要な指標のある時間帯はエントリーしないようにすることができます。
パラメーター「Slippage」「Spreads」の設定値変更
「Slippage」を30から10に、「Spreads」を200から30に縮小しました。
相場の反転を検出する処理をエントリー時間のみ行うように変更
Ver2.10以前は常時行っていた相場の反転を検出する処理をエントリー時間のみ行うように変更しました。
安全性重視のナンピンマーチンEA「Million Dollar(ミリオンダラー)」を完全無料で配布しています。破綻するかどうかは相場次第な面もあるので絶対に破綻しないとは言えませんが、急激な相場変動に強い安全性を重視した設計になっています。
変更履歴
2024年4月4日(Ver 1.07)。変更内容はパラメーター「TradeType」の追加とデフォルト設定の修正です。
2024年2月20日(Ver 1.06)。パラメーターにSigmaを追加し2.0に設定、MATrendをfalseからtrueに変更、Intervalを0 から120に変更しました。
2023年10月28日(Ver 1.04)。マーチン倍率指定機能の追加、決済機能の強化、エントリーの判定にMAを使用する機能の追加などを行いました。それに伴いパラメーター「Ratio」「ExitTime」「ExitProfit」「LossCut」「MATrend」「MATimeFrame」「MAPeriod」「MAMethod」を追加しました。
2023年8月5日(Ver 1.03)。パラメーター「EntryType」「Interval」を追加しました。また、バックテストを高速化しました。
2023年2月26日(Ver 1.02)。パラメーター「ServerTime」「OpeningTime」「ClosingTime」を追加し、新規に一つ目のポジションを建てる時間帯を指定できるようにしました。
2022年12月3日(Ver 1.01)。パラメーター「Information」を追加。パラメーター「Bands Deviations」の設定値を1.0から2.0に変更。
「Million Dollar(ミリオンダラー)」の特徴
「Million Dollar(ミリオンダラー)」は安全性重視のナンピンEAで、パラメーターも少ないのでどなたでも簡単に使えます。
デフォルト設定では一つ目のポジションはボリンジャーバンドの+2σを超えた場合は売り、-2σを下回った場合は買いでエントリーします。
エントリー条件はパラメーター設定で変更することができます。
ロットが階層に応じて2倍、4倍、8倍と増えていくナンピンマーチンですが、
エントリーを時間足(デフォルト設定では1時間)ごとに1エントリーに制限する機能などにより相場急変に対する耐久度を高めています。
安全性重視ですがもちろんどのような相場でも絶対に破綻しないというわけではありません。急激かつ一方的な相場になった場合は他のナンピンマーチンEAと同様に破綻する可能性はあります。
安全性重視のためデフォルト設定では収益性はあまり高いとは言えませんが、チャートの時間足を短くしたりパラメーター設定を変更することで安全性を犠牲にして収益性を高くすることも可能です。
例えば、チャートの時間足を1分足や5分足にしたり、収益性は高くなりますが、その反面破綻する可能性も高くなります。
IBではなく完全無料ですので、「TariTali!(タリタリ)」などのキャッシュバックサイトも利用できます。
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トレンド方向のみに運用
Million Dollarのデフォルト設定やセットファイルではロング、ショート両方行う設定になっていますが、トレンド方向のみの運用をお勧めします。
特にゴールド(XAUUSD)やビットコイン(BTCUSD)では、上昇トレンドに逆行するショートポジションを持つような運用は無理があります。
また、トレンド方向に1時間足より短い時間足で運用することで収益性を向上させることもできます。
ポジションが片方に偏った場合
「Million Dollar(ミリオンダラー)」は両建てする仕様([エキスパートアドバイザ][設定]の全般タブで「Only Long」「Only Short」を選択することでロングのみ、ショートのみの運用も可能)になっておりますので、相場状況によってはどちらか一方にポジションが偏ることも考えられます。
その場合は、MT4向けヘッジ(両建て)ツール(EA)「STOPPER FREE」の使用をおすすめします。
最終的に破綻となるとしてもかなりの期間延命出来ると思いますので、その間にキャッシュバック稼ぎができます。
ナンピンマーチンEA「Million Dollar」デモフォワード
バックテスト
ユーロドル(EURUSD)デフォルト設定
期間 2021年1月1日 - 2022年9月30日
通貨ペア ユーロドル(EURUSD)
チャートの時間足 1時間
パラメーター設定 デフォルト
両建て有り(Long&Short)
ユーロドル(EURUSD)1分足 トレンドフォロー
期間 2021年1月1日 - 2022年9月30日
通貨ペア ユーロドル(EURUSD)
チャートの時間足 1分
パラメーター設定 TrendFollow trueに変更
ショートのみ(Only Short)
「1分足 トレンドフォロー」の方がデフォルト設定に比べると純益は約5倍ですが、長期的なトレンドの方向を自分で判断出来ることが前提の運用方法です。
ソフトウェア使用許諾契約書
本ソフトウェアをご利用いただくためには、ソフトウェア使用許諾契約書に同意していただく必要があります。
ダウンロード
「MillionDollar Ver 1.07」のダウンロード(為替、ゴールド、ビットコイン向けセットファイルを含む)
「MillionDollar Ver 1.06」のダウンロード(為替、ゴールド、ビットコイン向けセットファイルを含む)
「MillionDollar Ver 1.04」のダウンロード(為替、ゴールド、ビットコイン向けセットファイルを含む)
「MillionDollar Ver 1.03」のダウンロード(為替、ゴールド、ビットコイン向けセットファイルを含む)
「MillionDollar Ver 1.02」のダウンロード(為替、ゴールド、ビットコイン向けセットファイルを含む)
「MillionDollar Ver 1.01」のダウンロード(為替、ゴールド、ビットコイン向けセットファイルを含む)
インストール方法
MetaTrader 4(以下MT4)にエキスパートアドバイザ(以下EA)をインストールするには、まず、MT4のメニュー「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックし、開いたフォルダの配下にある「MQL4」-「Experts」にファイル「MillionDollar.ex4」をコピーします。
MT4の「ナビゲーター」ウィンドウのエキスパートアドバイザを選択し、右クリックで表示されるメニューで「更新」を選択すると、エキスパートアドバイザにコピーしたEAが表示されます。
次に、EAを適用させたいチャートを開き、「ナビゲーター」ウィンドウにあるEAをチャートにドラッグ&ドロップすると、EA設定の画面がポップアップ表示されますので、設定を行いOKボタンをクリックします。
チャートの右上に表示されるニコちゃんマークが、スマイルになっていれば正しくインストールされています。
チャートの時間足は1時間足にします。
パラメーター説明
TradeType
トレード種別を指定します。0(デフォルト)の場合はロング(買い)もショート(売り)どちらも行われます。1の場合はロング(買い)のみ、2の場合はショート(売り)のみとなります。Ver 1.07で追加。
Lots
ポジションのロット数を指定します。
EntryStep
ポジションを追加する値幅の基準値(最小値)をポイントで指定します。
ポジションの追加は値幅の基準値だけで判断されるわけではないので、値幅の基準値を超えたとしても必ずしもポジションが追加されるわけではありません。
EntryType
ポジションを追加する際の値幅の算出方法を指定します。0(デフォルト)の場合はEntryStepの値幅がそのまま値幅の基準値になります。1の場合はEntryStep×ポジション数が値幅の基準値になります。2の場合はEntryStep×2のポジション数乗が値幅の基準値になります。Ver 1.03で追加。
Ratio
マーチン倍率を指定します。デフォルトは2.0。Ver 1.04で追加。
Slippage
新規ポジションを注文する際に注文価格と約定価格の差(スリッページ)をどの程度許容するかを設定します。許容範囲を超えた場合、注文は約定されません。
Spreads
新規ポジションを注文する際に売り価格(BID)と買い価格(ASK)の差(スプレッド)をどの程度許容するかを設定します。許容範囲を超えた場合、注文は行われません。
Depth
保有するポジションの最大数を指定します。
Bollinger Bands Time Frames
ボリンジャーバンドのタイムフレーム(時間足)を設定します。
Bands Period
ボリンジャーバンドの期間(時間足の本数)を設定します。
Bands Deviations
ボリンジャーバンドの偏差を設定します。
TrendFollow
一つ目のポジションを順張りで建てるか逆張りで建てるかを指定します。trueの場合は順張り、falseの場合は逆張りで建てます。デフォルトはfalse(逆張り)。二つ目以降のポジションは常に逆張りで建てます。
Sigma
追加ポジションのエントリーに使用するボリンジャーバンドの偏差を設定します。Ver 1.06で追加。
ServerTime
エントリーの開始時間(OpeningTime)、終了時間(ClosingTime)にシステムタイムを使用するか、サーバータイムを使用するかを指定します。
false(デフォルト)の場合はシステムタイム、trueの場合はサーバータイムを使用します。Ver 1.02で追加。
OpeningTime
新規に一つ目のポジションを建てる時間帯の開始時間を設定します。Ver 1.02で追加。
ClosingTime
新規に一つ目のポジションを建てる時間帯の終了時間を設定します。OpeningTimを0、ClosingTimeを24とした場合は0時から24時まで、OpeningTimを8、ClosingTimeを29とした場合は8時から翌日5時までが、新規にポジションを建てる時間帯となります。Ver 1.02で追加。
Interval
追加ポジションを建てる間隔を分単位で指定します。60と設定した場合、60分経過するまで追加ポジションはエントリーされません。Ver 1.03で追加。
CutTime
指定時間経過後に決済を行うかどうかを分単位で指定します。経過時間の開始点は保有するポジションの中で最も早く建てられたポジションのオープン時刻です。 0の場合は決済は行いません。決済を行う場合には1以上の整数値を設定します。
Profit
CutTimeを指定して決済を行う場合に判定条件となる損益額を設定します。保有するポジションの合計損益がこの値より低い場合は決済は行われません。
ExitTime
指定時間経過後に決済を行うかどうかを分単位で指定します。経過時間の開始点は保有するポジションの中で最も早く建てられたポジションのオープン時刻です。 0の場合は決済を行いません。決済を行う場合には1以上の整数値を設定します。Ver 1.04で追加。
ExitProfit
ExitTimeを指定して決済を行う場合に判定条件となる損益額を設定します。保有するポジションの合計損益がこの値より低い場合は決済は行われません。Ver 1.04で追加。
LossCut
マイナスの値(金額)を指定した場合、その金額に達したらロングまたショートの全ポジション(片側のみ)決済(損切り)します。Ver 1.04で追加。
BarEntry
エントリーを時間足(Bar)毎に制限するかどうかを設定します。
BarsTimeFrame
エントリーを時間足(Bar)毎に制限する場合に使用する時間足のタイムフレームを設定します。デフォルトでは1時間。
MATrend
MAを一つ目のポジションのエントリー条件とするかどうかを指定します。trueとした場合、MAより上ならロング、下ならショートにエントリーが制限されます。
デフォルトはfalse(エントリー条件にはしない)。Ver 1.04で追加。
MATimeFrame
MAのタイムフレームを指定します。デフォルトは1時間(60分)。Ver 1.04で追加。
MAPeriod
MAの期間を指定します。デフォルトは200。Ver 1.04で追加。
MAMethod
MAのメソッドを指定します。デフォルトはEMA。Ver 1.04で追加。
MagicNumber
マジックナンバーです。他のEAと区別するためにユニークな数値を設定します。
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Information
チャート上にポジション情報を表示するかどうかを設定します。
利用上の注意
- このEAは必ずしも利益を保証するものではありません。損失が発生する可能性もあります。
- このEAを利用して損失が発生したとしても責任は一切負いません。利用する場合は自己責任でお願いします。
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