「官邸の最高レベルが言っている」と記述された加計文書の証言続出も安倍首相は「印象操作」の一点張り #政治

「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」などと記述された文書（いわゆる加計文書）の存在を示す証言が続出しているが、安倍首相をはじめ安倍内閣の閣僚らは「文書は存在しない」「文書は確認できなかった」と主張して未だに文書の存在を認めていない。

加計文書については、文科省前事務次官の前川喜平氏がその存在を証言しているだけでなく、複数の文部科学省の職員が存在していると証言していることがNHKの取材によって明らかになっているが、文部科学省は「文書が存在するとすれば、専門教育課が作成しているはずで、作成部局を調べれば十分だと考えている」と話し、依然として文書の存在を再調査する気のない姿勢を示している。

また、安倍首相は国会での野党からの加計学園問題に対する質問にはまともに答えす、「（民進党の質問は）印象操作」であると主張している。

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加計学園問題

安倍首相の親しい友人「加計孝太郎」氏が理事長を務める学校法人「加計学園」が計画する国家戦略特区における獣医学部設置計画をめぐり、不正に有利な取扱を受けたのではないかとする問題で、37億円相当の今治市市有地が「加計学園」に無償譲渡され、総事業費の半分の96億円を愛媛県と市が負担することが決まっている。文部科学省前次官の前川喜平氏が「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」などと記述された文書の存在を証言している。

印象操作

印象操作とは、任意の人や物事を第三者に対して自分の都合のいい印象を与えようとすることで、 テレビや新聞などのマスコミで広く利用されている。また、告発者の人格攻撃を行うことで、告発者に対する信頼を失わせ、告発の本質から目をそらす行為は印象操作と言える。

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